第8回(前回)エステティックグランプリ
フェイシャル技術部門セミファイナリスト
C-ANA(三重)
倉森 佳奈
「蘇整(sosei)」
[フェイシャル技術解説]
首肩背中の姿勢を基の状態に戻し、お顔の筋肉のコリを解すことがクスミのリセットになると考え開発しました。
頚部の可動域拡大を目的として、母指と手根で頭板状筋の起始部である側頭骨乳様突起部分を押圧法と押圧運動法を用いてリリースを行います。
押圧運動法とは、コリのある筋肉をお客様自身に動かしてもらい施術をする方法で、技術者の身体の負担を最小限に抑えます。押圧運動法を用いてトリートメントを行う部位は、頚部・肩・上腕は、頭板状筋・胸鎖乳突筋・大円筋・三角筋。頭部・顔面は、咬筋・顎二腹筋・顎舌骨筋となります。
蘇整は、血液の通過地点である頸部と肩のコリをほぐし、その後、お顔のトリートメントを行い、最終に胸、屑、背中のトリートメントで隅々までコリを解し、上半身全体の血行を整え、クスミのない疲れのない状態を目指します。